こんにちは!『The Crafty Garden Lab』の管理人Kouです!
今回のテーマは『発芽から70日を迎えたボスウェリア・サクラの成長記録』です
成長の比較
2025/2/23
ボスウェリア・サクラが発芽してから70日が経ちました。成長記録を追っている『A』のボスウェリア・サクラはだいぶ成長してきました。背丈はあまり変わりませんが、幹が太くなっています。
では、成長具合の比較をご覧ください。

本葉がしっかりと展開して幹がかなり太くなっています。幹の表面は木質化していそうです。
C、D、Eの成長
C、D、Eも順調に成長しています。
↓発芽から17日目

↓発芽から70日目

本葉がしっかりと展開して順調に成長しています。
どのボスウェリア・サクラも子葉が萎んできて、子葉としての役目を終えようとしています。
ボスウェリア・ネグレタの発芽
ボスウェリア・サクラ以外の発芽率はどのくらいなのかと疑問に思い、ボスウェリア・ネグレタの種子を購入して発芽チャレンジしてみました。
結果としては、10粒購入した内の4粒が発芽しました。その4粒はすべて浮沈テストで沈降した種子です。沈降した種子の発芽率は100%の成績です。発芽率の分母を10粒にしても発芽率は40%です。これはかなり高い発芽率だと思います。

下処理や生育環境はボスウェリア・サクラと同じ環境にしています。詳しい内容は下記リンクの『検証の手順』をご覧ください。
『ボスウェリア・サクラの発芽率を検証:浮沈テストで発芽の可能性を探る』
ネグレタの種子はサクラよりも大きくてトゲがはっきりしています。種子が大きいだけあって、発芽して立ち上がった姿はサクラより大きいです。
ちなみに、ボスウェリア・フレレアナの種子も購入して播種しましたが、こちらは一向に発芽する様子がみられません。10粒購入して浮沈テストでは3粒が沈降しました。フレレアナの種子はとても小さいです(サクラより小さい)。ボスウェリア属の種子は好光性なので、わたしは覆土はせずに用土の上に置くだけにしています。覆土しない場合、種子が乾燥しやすいのでしっかりした腰水管理や霧吹きで種子を湿らすなど、種子を乾燥させないように注意してください。ちなみに、ボスウェリア属の種子が採れる時期は、現地では雨季の手前になります。乾燥した地域に生息するボスウェリア属は、雨季に合わせて種子を落とし、雨季の水分で種子を発芽させます。
まとめ
- 背丈は変わらないが太く成長している。
- 発芽から70日を迎えて子葉の役目は終わりつつある。
- ボスウェリア・ネグレタの浮沈テスト沈降種子は好成績
- ボスウェリア属の種子は好光性です。雨季のようや水分は必要です。
今回はここまでになります。今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m
コメント