こんにちは!『The Crafty Garden Lab』の管理人Kouです!
今回のテーマは『ランダムサンダーを活用した電動ふるい機をDIY』です
きっかけ
薪ストーブの灰を香炉灰として使いたいと思ったのが、今回電動ふるい機を作ることにしたきっかけです。そのままでも香炉灰として使えますが、燃えかすが多く残っているため、火をつけた香炭を置くと木が燃える煙や独特の匂いがしてしまいます。そこで、ふるいにかけて燃えかすを取り除き、純粋な香炉灰にしようと考えました。
材料と道具
- 材料
電動ふるい機を作るために購入した材料を紹介します。- ふるい(180メッシュ) 899円(Amazon)
- クリアケース(NVボックス#13クリア) 378円(CAINZ)
- 粘着剤付面ファスナー(100×150mm) 378円(CAINZ)
- ビニール袋(45リットル10枚入り) 198円(CAINZ)
- PPシート(半透明×2枚) 110円(Seria)
- バケツ 110円(Seria)
- 道具
今回は元々持っていた道具を使用しましたが、参考までに購入先と価格を記載しておきます。- グルーガン(11mm) 898円(CAINZ)
- グルースティック(11mm20本入り) 298円(CAINZ)
- ハンダゴテ 1,430円(CAINZ)
- ランダムサンダー 3,280円(Amazon)
- 合計金額
- 材料代 2,073円
- 道具代 5,906円
- 合計 7,979円
作り方
今回作った電動ふるい機は試作のつもりでしたが、思いのほか出来がよく、実用機として使えるレベルになりました!そのため、制作過程の画像は撮っていませんが、部分的な画像を使って作り方を説明していきます。
- クリアケースに穴を開けるまず、クリアケースにふるいをはめるための穴を開けます。①ふるいを取り付ける位置にペンで印をつける。②ハンダゴテを使い、印に沿って丸くくり抜く。
③ふるいがしっかりはまるか確認する。(この時点ではまだ接着しません。)
④バリが気になる場合は、カッターナイフで削る。 - ふるいにPPシートを取り付ける
ふるいの枠を延長し、灰の飛散を防止するための筒を作ります。
①PPシートを円筒状に加工するためにふるいの内径に合わせ、ペンで印をつける。
②PPシートをグルーガンで接着して円筒状に加工する。
③加工した円筒状のPPシートをふるいの内側にグルーガンで固定する。
→こうすることで、ふるい枠以上に灰を入れられ、作業効率がアップします!また、灰の飛散防止にも役立ちます。 - クリアケースにふるいを設置
①PPシートを取り付けたふるいをクリアケースの穴にセットする。
②クリアケースの底側からグルーガンでふるいとクリアケースを接着する。
③隙間ができないよう一周ぐるっと接着する。
→隙間があると、ふるった灰に粗い灰が混ざる可能性があるため。 - ランダムサンダーのベースを設置
①ランダムサンダーを取り付ける位置を決める。
②面ファスナー(粘着剤付)を貼り付ける。
③ランダムサンダーをしっかり装着できるか確認する。
→ランダムサンダーはベルクロ式なので着脱が簡単です。 - 完成
最後にクリアケースをバケツ(灰受け)に乗せ、ランダムサンダーを装着すれば電動ふるい機の完成です!
実際に使ってみた感想
今まで手作業でふるっていたので、それと比べると作業効率が段違いに向上しました!手を離しても自動で振動してくれるので、かなり楽になりました。市販の電動ふるい機と比較は出来ませんが、1時間もかからずに作った試作機としては、十分な出来栄えです!
改良の余地
実際に使ってみると、いくつか改良したい点が見えてきました。
改善点:振動でクリアケースが動いてしまう。
対策:周囲に培養土の袋を置いて固定してみたが、木枠でしっかり固定できるようにしたい。
改良!
2025/2/11
改良したい点『改善点:振動でクリアケースが動いてしまう。』を改良しました!
①クリアケースの四方を垂木で囲むように枠を作成。
②家にあったプレート付束石にツーバイフォー材を固定してその上に枠を乗せる(画像向かって左右方向の動きを制限。)
③束石に固定したツーバイフォー材に適当な木材を固定(画像向かって前後方向の動きを制限。)
④完成。束石の重さでランダムサンダーの振動で動くことはなくなりました。
まとめ
- 手作業のふるいが大変だったので、DIYで「電動ふるい機」を作ってみた。
- 市販品の1/10のコスト(約2,000円)で作成!
- 作業効率が飛躍的に向上し、灰の処理がとても楽になった。
- 今後、振動によるズレ防止を改善予定。
- 改良したらここにアップデートします!
- 2025/2/11、『改良!』を追加しました。
今回はここまでになります。今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m
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