こんにちは!『The Crafty Garden Lab』の管理人Kouです!
今回のテーマは『濃いローズピンクの花を咲かすパキコルムス・ディスカラーの変種、ビーチアナスを種から育てる』です。
パキコルムス・ディスカラー・ビーチアナスとは
パキコルムス・ディスカラーは、メキシコのバハ・カリフォルニア半島原産のウルシ科パキコルムス属の塊根植物(コーデックス)です。そのユニークな樹形と太い幹から、日本では「象の木(ぞうのき)」という別名で呼ばれ、盆栽植物としても人気があります。
| 分類 | 詳細 |
| 科名 | ウルシ科 |
| 属名 | パキコルムス属(Pachycormus) |
| 種小名 | ディスカラー(Discolor) |
| 変種 | var.(varietasの略) |
| 変種名 | Veatchianus |
| 成長型 | 冬型塊根植物 |
| 自生地 | ・メキシコのセドロス島(Cedros Island)やその周辺地域のとても乾燥した砂漠地帯。 ・年間を通してほとんど雨が降らない。 ・ミネラル分が多い弱アルカリ性の土壌に自生。 |
| 特徴 | ・幹や枝の表面は薄い灰色〜クリーム色の表皮に覆われており、古くなると紙のように剥がれ落ちます。 ・マメ科のような羽状複葉の小さな葉を展開します。 ・上部と下部の葉で色が異なり、これが種小名の discolor(2色の、異なった色の)の由来とされています。 ・雌雄異株です。(塊根植物のほとんどは雌雄異株です。) ・ビーチアナスは濃いローズピンクの花を咲かす。 |
自生地と環境
年間を通して日当たりと風通しの良い場所で管理することが重要です。日光不足は枝が徒長する原因になります。
生育期(秋〜春): 自生地では最低気温が3℃程までしか下がらないため、日本の冬に屋外で越冬はできません。この時期に降る少ない雨によって成長します。土が完全に乾いたらたっぷりと水を与えます。水を多く欲しがる品種とも言われます。
休眠期(夏):自生地では、最高気温が45℃を超えることもしばしばあるような環境です。この時期には葉を落として休眠期に入ります。ほとんど水を与えず、断水気味に管理します。月に数回、軽く霧吹きでスプレーする程度に控えます。
成長:成長は非常に遅いため、気長に育てる必要があります。
耐寒性:比較的寒さには強いですが、霜には弱いため、真冬は室内の明るい窓辺で管理します。
発芽処理
パキコルムス・ディスカラー・ビーチアナスの種子は、特に発芽処理することはありません。メネデール100倍希釈液に漬ければ良いだけですが、今回は他の種子と一緒に発芽処理したため、ベンレートで殺菌しています。カビ防止にもなるので必要な方は殺菌してください。
- 殺菌と浸漬
ベンレートとメネデールを希釈した液に種子を浸漬します。1リットルの水にベンレート0.5gとメネデール10mlを入れると、推奨される規定の希釈率になります。 - 浸漬時間
24時間浸漬します。
播種と発芽
種子を浸漬させたら用土を配合して播種します。
- 用土
以下の分量で用土を配合し、育成環境の温度に温めます。用土はそれぞれをザルでふるって微塵を取り除くと良いです。ポッドに用土を入れてから水をたっぷりかけて、さらに微塵を取り除きます。
軽石:40%
鹿沼土:30%
硬質赤玉土:10%
ゼオライト:10%
くん炭:5%
ココピート:5%
マグァンプK:規定量
この配合でpHを測定したところpHは6.86でした。もう少しアルカリ寄りにしたいときは、くん炭を5%から10%に増やしてもよいと思います(他の分量は変えずに。) - 播種(2025/11/4)
ポッドに用土を入れ、播種した種子の上にバーミキュライトで覆土します。覆土の厚さは2mmほどで種子が見えなくなるくらいにします。殺菌と浸漬に使ったベンレート、メネデール希釈液を腰水に使います。
- 発芽(2025/11/6)
朝確認したら発芽していました。草の芽と見間違うくらいヒョロっとしています。
まとめ
- ベンレートとメネデールで殺菌しつつ浸漬しました。カビ防止になります。
- 軽石4、鹿沼土3、硬質赤玉土1、ゼオライト1、くん炭0.5、ココピート0.5の混合比だとpHは6.86になりました。
- バーミキュライトで薄く(2mmほど)覆土。
- 余った浸漬液は腰水で使用。
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今回はここまでになります。今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m


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